『自分を動かす』 書評その6

第6回です。

前回は「幸せ」とは。について

今回は成功している人間はどういう傾向を持つことが多いのかについて分析。

8章 「成功人間」に変身しよう

「成功するためにはまずは成功してる自分を想像して満足感に浸ること」とが大事。

と、何度も申してきましたが、何もジャイアンみたいに他人のものを奪ってそれが成功してる姿を思い浮かべてもダメだからな。

という感じで、正しい「成功型人間」の雛形みたいなのが用意されています。

※このパターンを多く持っている人が成功型人間ですよ。ということで、別にそのような人間になれ。ということではないのが大事。成功している人はこういう傾向を持っていた」という統計なのでどんな人間になりたいかは自分が想像すればよし。

もし姿が思い浮かばないならば、身近な成功してる人間をイメージしてその人の様に振舞うのもイメージ訓練に効果があり。

 

成功型人間のパターン

本書ではSUCCESSという文字を当てて、8パターン取り上げています。ざっくりと紹介すると。

 

1、目標感覚(Sense of Directtion)

未来に対して目標を設定して常にその目標を達成できるように取り組める人間

2、理解力(Understanding)

良いコミュニケーションを形成することができる人間。その上で相互理解を築ける人間。

3、勇気(Courage)

思い悩むだけで行動しない人間は多い。失敗をおそれず行動することが出来る人間。”自分自身に賭ける”ことが出来る人間。

4、思いやり(Charity)

他人を”独自の個性の持った存在である”と認められる人間。そして自分を思いやれる人間。

5、自尊心(Esteen)

自分を高く評価することが出来る人間。

「そんなことをしても無駄だ、私に出来るはずがない」という自己軽蔑ほど治しにくい病である。

※自分を高く評価できないなら、他人を高く評価することから始めよう。とのこと。

6、自信(Self Confidence)

成功した良い記憶を”思い出す”ことが出来る人間。過去の1、2の失敗は関係ない。

※意識するだけでも”思い出す”力は強化できる。とのこと。

7、自己容認(Self Acceptance)

自己を愛し、自己を表現することができる人間

※この自己容認だけとても内容濃いので章を分けます。

自己容認

成功というのは「自己を表現すること」である。

そして自己とは、現在あるがままの「あなた」のことであり、だからこそ、ひとかどの人物たらんと努力する必要なんてない。

ましてや、成功は「ひとかどの人物たらんと努力している者」を避け「俺は俺さ」とリラックスしている人間に対して訪れる。というのが筆者の主張。

以下抜粋。

”より良い自己イメージを創るということは、新しい才能を創ることではなくて、あなたが潜在的にもっている才能を目覚めさせ、活用することなのです(p.120)”

冒頭で話した通り、”自己イメージは虚構の自分を作り上げるわけではない”というのがこのことです。

自己イメージを変えようと言っているのは、自分自身を変えるということではなく、自分自身に対する”考え方”を変えるというだけ。

だからこそ、今の自分も受け入れた上でこれからの自分の考え方を変えるためにイメージ訓練をする。

 

自己容認というのはつまり、”長所も欠点ももったあるがままの自分を受け入れる”ということ。

他人の芝生が青いのを気にする必要なんてない。

現実の自分は常に不完全だし揺れ動いている。そんな「現実の自己」を受け入れる事が何よりも大事。とのこと。

エドワード・ボク(誰だよ)の考え。以下抜粋

”私はつまらない人間だと思うのは、信仰心のない人です。私はたいせつな存在だと考え、それを証明しようと努力する人は、ほんものの考え方を持った人です。(p,122)”

※自分を必要以上に下げて話す文化が日本にはありますが、成功してる人は特に口だけ。本心は自分のことを誰よりも好きな人が成功してると思うのですがいかがでしょうか。

 

まとめ

・成功できるかはその人次第だけど、雛形を知っているかどうかはとても重要なことである。

・私は自分のことを「天才だ」と言い聞かせてますけど明らかに虚構の自分を作り上げているんじゃないかと思い始めた。でも本当に天才かもしれないしそんなのわからないじゃん!(!)

 

次回の9章は今回とは真逆な「失敗型人間」の雛形について。

>>次回に続く